はっ‐けん【法眷】
法を同じくする仲間。同じ師に学ぶ同じ法統の仲間。ほうけん。ほっけん。
はっ‐せい【発声】
[名](スル) 1 声を出すこと。声の出し方。また、その声。「大きく口を開けてはっきり—する」「—練習」 2 多数の人が唱和するとき、最初に声を出して音頭をとること。「町長の—で万歳を三唱する」...
はつ‐だいし【初大師】
その年の最初の弘法大師の縁日。1月21日。初弘法。《季 新年》
はつ‐やくし【初薬師】
その年最初の薬師如来の縁日。1月8日。《季 新年》
はつ‐ゆるし【初許し】
師匠から、最初の段階の免許を与えられること。また、その免許。初伝。
はて‐の‐つき【果ての月】
1 一周忌の供養のある月。「太政大臣の北の方うせ給ひて、御—になりて」〈大和・九七〉 2 12月。極月(ごくげつ)。師走(しわす)。「—の十六日(とをかむゆか)ばかりなり」〈かげろふ・中〉
はと‐ふ・く【鳩吹く】
[動カ四]両手を合わせて吹き、ハトの鳴き声を出す。猟師がシカを呼んだり、仲間の合図に用いたりする。《季 秋》「藪陰や—・く人のあらはるる/子規」「まぶしさし—・く秋の山人は己(おの)がありかを知...
は‐な
[連語]《係助詞「は」+間投助詞「な」》 1 主題を明示して軽く念を押す意を表す。…はね。「勤めの身—、全盛する程世間が張ってつらいものでごんす」〈浄・大経師〉 2 (文末にあって)軽く念を押す...
はなおかせいしゅうのつま【華岡青洲の妻】
有吉佐和子の長編小説。江戸時代の医師華岡青洲の、妻と姑との確執を描く。昭和42年(1967)刊。同年、第6回女流文学賞受賞。映画化・戯曲化もされている。
はなさくみなと【花咲く港】
菊田一夫の戯曲。二人の気弱なペテン師が巻き起こす騒動をユーモラスに描く。昭和18年(1943)古川緑波一座の初演。また同年、木下恵介監督により映画化もされた。松竹の配給で、木下の初監督作品。出演...