みなみじゅうにこう【美南見十二候】
江戸後期の浮世絵師、鳥居清長が品川芸者たちの姿を描いた揃物の美人画。大判2枚続きの12か月にまつわる錦絵で、12図の刊行が予定されていたとされるが、3月分から8月分までを2枚続き、9月分を1枚で...
みのこし‐かいがん【見残し海岸】
高知県南西部、土佐清水市にある海岸。千尋(ちひろ)岬南西端に位置する海食台地の景勝地。長さ200メートルにもおよぶ化石漣痕(れんこん)が国の天然記念物に指定されている。足摺(あしずり)宇和海国立...
みはら【美原】
堺市の区名。鋳物師発祥の地とされる。
みはら‐おさむ【三原脩】
[1911〜1984]プロ野球選手・監督。香川の生まれ。高松中・早大で活躍後、昭和9年(1934)大日本東京野球倶楽部(クラブ)(巨人の前身)と契約し、プロ野球選手の第1号となる。引退後、巨人の...
みみなしほういち【耳無し芳一】
日本の昔話。盲目の琵琶法師芳一が、平家の亡霊に招かれて夜ごと平家物語を語る。心配した和尚が芳一の全身に経文を書いてやるが、耳には書き忘れたため亡霊にちぎり取られる。小泉八雲の「怪談」にも収録。
みみのこと【ミミのこと】
田中小実昌(こみまさ)の短編小説。昭和46年(1971)発表。昭和54年(1979)刊行の短編集「香具師の旅」より、同作と「浪曲師朝日丸の話」が第81回直木賞受賞。
耳(みみ)を傾(かたむ)・ける
注意して聞く。熱心に聞く。「老師の講話に—・ける」
みゃく【脈/脉】
1 動物の体内で血液が流通する管。血管。 2 脈拍。「—が乱れる」 3 《医師が患者の脈拍をみて病状を診断するところから》先の望み。見込み。「そうすれば又…—を取りかえす工夫もあるだろう」〈独歩...
みやざき‐だいがく【宮崎大学】
宮崎市にある国立大学法人。宮崎農林専門学校・宮崎師範学校・宮崎青年師範学校・宮崎県工業専門学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成15年(2003)宮崎医科大学を統合し医学部...
みや‐ぼり【宮彫(り)】
神社・仏閣・宮殿などの欄間(らんま)や柱などに施した彫刻。「—師」