ろう‐い【老医】
老年の医師。また、老練な医者。
ろうきょくしあさひまるのはなし【浪曲師朝日丸の話】
田中小実昌(こみまさ)の短編小説。昭和46年(1971)発表。昭和54年(1979)刊行の短編集「香具師の旅」より、同作と「ミミのこと」が第81回直木賞受賞。
ろうざんゆうき【老残遊記】
中国、清末の小説。20回。劉鶚(りゅうがく)作。1906年刊。作者とおぼしき老残と名のる医師が見聞したことを述べ、特に、清廉と自任する官僚の横暴を批判している。
ろう‐し【老師】
1 年をとった師匠・先生。 2 年老いた僧。また、学徳のある僧を敬っていう語。禅宗では師家を敬っていう語。
ろう‐せんせい【老先生】
年をとった先生。経験の豊かな年とった先生。老師。
ろうねんびょう‐せんもんい【老年病専門医】
加齢に伴い、さまざまな生活習慣病の合併症が複数の臓器に現れる高齢者を専門とする医師。日本老年医学会が養成・認定を行う。
ろくじぞう【六地蔵】
狂言。詐欺師が六地蔵を求める田舎者をだまそうと偽仏師となり、三人の仲間を地蔵に仕立て、居所を変えて六体に見せかけるが見破られる。
ろく‐だいし【六大師】
弘法・伝教・慈覚・智証・慈慧(じえ)・円光の六人の大師。
ろく‐もつ【六物】
僧尼が常に所持すべき六種の物。大衣・上衣・内衣の三衣(さんえ)と鉢・尼師壇(にしだん)(座具)・漉水嚢(ろくすいのう)。比丘(びく)六物。
ろくろ‐し【轆轤師】
轆轤細工をする職人。挽物(ひきもの)師。