ひ‐にちじょう【非日常】
[名・形動]日常的ではないこと。当たり前ではないこと。また、そのさま。「—な(の)体験」
ぶんだん‐むじょう【分段無常】
仏語。分段生死(しょうじ)の身が無常であるということ。
へい‐じょう【平常】
いつもと同じであること。ふだん。「脈拍が—に戻る」「—通り運行する」
ぼん‐じょう【凡常】
[名・形動]平凡でありきたりであること。また、そのさま。「—な(の)人」
儘(まま)にならぬが浮世(うきよ)の常(つね)
何事も思いどおりにならないのがこの世の常である。
む‐じょう【無常】
[名・形動] 1 《(梵)anityaの訳》仏語。この世の中の一切のものは常に生滅流転(しょうめつるてん)して、永遠不変のものはないということ。特に、人生のはかないこと。また、そのさま。「—な人...
よ‐の‐つね【世の常】
1 世間によくあること。「二度あることは三度あるのが—だ」 2 ごく普通であること。「大きさは先(まず)、—の猫ほどでもございましょうか」〈芥川・地獄変〉
りん‐じょう【倫常】
常に守るべき人倫の道。「風紀—の乱れたるを救わんとて」〈魯庵・破垣〉