あけ‐く・れる【明け暮れる】
[動ラ下一][文]あけく・る[ラ下二] 1 夜が明け、日が暮れる。月日が過ぎる。一日一日が過ぎ去る。「毎日が平穏無事に—・れる」 2 熱中して終始そのことをする。ある物事に没頭する。「勉強に—・れる」
あん‐こく【安国】
国家を平穏に治めること。また、平穏な国。「利民—のことは」〈中華若木詩抄・下〉
あん‐たい【安泰】
[名・形動]無事でやすらかなこと。また、そのさま。安穏(あんのん)。平穏。「国家の—を願う」「此—な境遇に慣れて」〈漱石・彼岸過迄〉
あん‐ちん【安鎮】
国や家などが平穏無事であること。また、平穏にすること。「天下—の法をぞ行はれける」〈太平記・一二〉
あん‐のん【安穏】
[名・形動]《「あんおん」の連声(れんじょう)》心静かに落ち着いていること。また、そのさま。平穏無事。「行路の—を祈る」「—な暮らし」
おん【穏〔穩〕】
[常用漢字] [音]オン(ヲン)(呉)(漢) [訓]おだやか 落ち着いている。おだやか。「穏健・穏和/安穏(あんおん・あんのん)・静穏・不穏・平穏」 [名のり]しず・とし・やす・やすき
おんじょう‐しゅぎ【温情主義】
1 あたたかく寛大な心で接しようとする考え方。 2 企業経営で、従業員へ温情を施すことで不満を抑え、相互の関係を平穏に維持していこうとする考え方。
かわら‐ざる【瓦猿】
土焼きの猿の人形。「変わらざる」に通じるというので、平穏無事を祝う飾り物にする。
かん‐そ【閑素】
[名・形動ナリ]平穏で質素な暮らしをすること。また、そのさま。「伊賀の古郷に庵を構へ、爰にてしばしの—をうかがひ給ふに」〈枯尾華〉
きょ‐じつ【虚日】
何事もない平穏な日。ひまな日。