アティラウ【Atyrau/Атырау】
カザフスタン西部、アティラウ州の都市。同州の州都。旧称グリエフ。カスピ海北岸、ウラル川河口部に位置する。17世紀半ばにロシア商人グリエフが砦を築き、交易拠点としたことに起源する。ウラルエンバ油田...
アトミック‐ソルジャー【atomic soldiers】
1945〜60年代初めの原水爆実験・演習に参加し、放射線に被曝(ひばく)した米軍兵士たち。残留放射能汚染による被曝の後遺症で、癌(がん)や白血病に悩まされる者が多く存在するとされる。
アドホクラシー【adhocracy】
《ad hoc(臨時の、その場限りの)と-cracy(制度、体制)からの造語》その時々の状況に応じて柔軟に対処する姿勢。または、そのような主義。1970年代、米国の未来学者アルビン=トフラーが、...
アナコンダ【Anaconda】
米国モンタナ州南西部の都市。1880年代にアナコンダ社の銅の精錬所が建設され発展。都市名は同社の名に由来する。精錬所は世界有数の規模を誇ったが、1980年に閉鎖され多くの失業者が出た。高さ178...
アフロ‐ヘア
《Afro hairstyleの略》パーマで細かく縮らせて丸くふくらませた髪形。1960年代に米国の黒人が自由のシンボルとして始めた。
アブシンベル‐しんでん【アブシンベル神殿】
《Abu Simbel Temples》エジプト南部、ナイル川上流、ヌビアのアブシンベルにある古代エジプトの岩窟(がんくつ)神殿の遺跡。新王国第19王朝のラムセス2世により建造され、アブシンベル...
あぶら‐そば【油蕎麦】
中華麺をスープに入れず、醤油だれや食用油・酢などであえた料理。焼き豚・メンマ・ネギなどの具をのせる。昭和30年代に東京の多摩地方のラーメン店が始めた。
アプロプリエーション【appropriation】
1 流用。また、盗用。 2 美術で、既存の芸術作品や既製品・広告などの大衆文化を再構成し、作品に仕立てる技法。1980年代、米国を中心に広まった。盗用芸術。
アマダ‐しんでん【アマダ神殿】
《Temple of Amada》エジプト南部、ナイル川上流西岸にある神殿遺跡。アスワンの南西約170キロメートルに位置する。古代エジプト新王国第18王朝トトメス3世により建設が始められ、トトメ...
アメリカ
《(ドイツ)Amerika》カフカの長編小説「失踪者」の別題。著者没後、遺稿を整理した編者マックス=ブロートがつけたもの。その後の研究で、著者の予定していた題名が「失踪者」であったと判明したた...