おさ‐ない【幼い】
《形容詞「おさなし」の連体形「おさなき」のイ音便から》幼い者。幼児。「—をいだいて出られまして、やい太郎冠者、この子のもりをせいと言はれまする」〈虎寛狂・縄綯〉
おさな‐ごころ【幼心】
幼いときの心。幼児の気持ち。子供心。「—にも悲しみを覚えた」
お‐しっこ
「小便」をいう幼児語。
お‐しめ【襁褓/御湿】
《「しめ」は湿布(しめし)の略》乳幼児などの股を覆って大小便を受ける布や紙。おむつ。むつき。「—を当てる」
お‐すわり【御座り】
[名](スル) 1 座ることをいう幼児語。「—してお絵かきしなさい」 2 犬に座るように命令するときにいう語。「—、お手」
おち‐の‐ひと【御乳の人】
貴人の子の乳母。江戸時代、乳を飲ませる「お差し」、抱くだけの「抱き乳母」に対して、幼児の保育全般に携わった婦人の称。おち。「—の滋野井殿(しげのいどの)」〈浄・丹波与作〉
お‐ちんちん
1 陰茎をいう幼児語。おちんこ。 2 男女の仲のよいこと。ちんちんかもかも。「外の子共はてんでんにがつ(=色事)をこしらへて、とんだ—だが」〈洒・船頭深話〉
おっぱい
乳汁や乳房をいう幼児語。
お‐つむ【御頭】
《もと女房詞「おつむり」の略》頭。主として幼児に対して用いる。
おつむてんてん
幼児が、両手で自分の頭を軽くたたく動作。また、そうするように、あやすときの言葉。