たかのす‐ぼんち【鷹巣盆地】
秋田県北部にある盆地。米代(よねしろ)川中流と阿仁(あに)川沿いにあり、面積230平方キロメートル。段丘・台地が広がる。
たしろ‐やま【田代山】
栃木県日光市と福島県南会津郡南会津町にまたがる山。帝釈(たいしゃく)山脈の中央に位置する。標高1971メートル。テーブル状に広がる頂上に湿原が見られる。平成19年(2007)、尾瀬国立公園の一部...
たち‐こ・める【立(ち)込める/立ち籠める】
[動マ下一][文]たちこ・む[マ下二]霧や煙などがその場所一面に満ち広がる。「室内に甘い香りが—・める」
たちまち【忽ち】
[副]《「立ち待ち」の意からか》 1 非常に短い時間のうちに動作が行われるさま。すぐ。即刻。「うわさが—広がる」「飲めば—効く薬」「—のうちに売り尽くす」 2 思いがけなく、ある事態が発生するさ...
たち‐わた・る【立ち渡る】
[動ラ四] 1 霧・雲などが、あたり一帯に広がる。「狭井河(さゐがは)よ雲—・り」〈記・中・歌謡〉 2 車や人などが一面に立ち並ぶ。「弦うち二十人…二なみに—・れり」〈紫式部日記〉 3 一方から...
たなぎら◦う【棚霧らふ】
[連語]《動詞「たなぎる」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》雲が空全体に広がる。霧が一面にかかる。「—◦ひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代(しろ)にそへてだに見む」〈万・一六四二〉
たな‐ぐもり【棚曇(り)】
《「たな」は接頭語》空一面に雲が広がること。すっかり曇ること。とのぐもり。
たな‐ぐも・る【棚曇る】
[動ラ四]空一面に雲が広がる。すっかり曇る。とのぐもる。「—・り雪は降り来(く)さ曇り雨は降り来(く)」〈万・三三一〇〉
たねやま‐が‐はら【種山ヶ原】
岩手県の奥州市・気仙郡住田町・遠野市にまたがる高原。南北20キロメートル、東西11キロメートルに広がる。物見山(標高871メートル)が最も高く、標高600〜870メートルの起伏がゆるやかな草原が...
タバナン【Tabanan】
インドネシア南部、バリ島南部の町。同島最大の稲作地帯であり、美しい棚田が広がる。タナロット寺院、タマンアユン寺院、バトゥカウ寺院などがある。また、クビャール様式とよばれるバリ舞踊が盛ん。