ぎょう‐ぎ【行儀】
1 礼儀の面からみた立ち居振る舞い。また、その作法・規則。「—よく座る」「—が悪い」 2 しわざ。行状。「悉皆(しっかい)盗人の—か」〈浄・大経師〉 3 仏語。行事の儀式のやり方。
ぎょうぎ‐ただし・い【行儀正しい】
[形][文]ぎゃうぎただ・し[シク]行儀をよく守っているさま。行儀がよい。「—・く座る」
ぎょうじゅう‐ざが【行住坐臥】
1 仏語。人の起居動作の根本である、行くこと・とどまること・座ること・寝ることの四つ。四威儀。 2 日常の振る舞い。また、つね日ごろ。「—初心を忘れない」
首(くび)が据(す)わ・る
乳児の首が、しっかりしてくる。 [補説]「首が座る」と書くのは誤り。
首(くび)の座(ざ)に直(なお)・る
1 打ち首の場所に座る。 2 過失などの処分を受けるために、覚悟して出席する。「度胸を据えて、首の座へお直んなさい」〈鏡花・婦系図〉
くほん‐れんだい【九品蓮台】
極楽浄土に往生するときに座る蓮台。9種の別があるとする。また、往生後に化生(けしょう)する浄土の蓮台。九品の蓮(はちす)。九品の台(うてな)。九品。
くら【座】
座る場所、また、物をのせる所。他の語の下に付いて、複合語として用いられる。「天磐—(あまのいわくら)」「高御—(たかみくら)」
くるま‐ざ【車座】
多くの人々が輪のように内側を向いて並んで座ること。「—になって酒を飲む」
氷(こおり)に座(ざ)・す
水の上にはった氷の上に座ると、体温で氷が溶けて下に落ちる。きわめて危険な状態にいることのたとえ。
こころ‐み【試み】
1 ためしにやってみること。企て。「新しい—が実行に移される」 2 雅楽の試演。試楽。「—の日かく尽くしつれば、紅葉の蔭やさうざうしくと思へど」〈源・紅葉賀〉 3 試飲・試食をすること。「—をい...