おざしき‐れっしゃ【御座敷列車】
車内を畳敷きにして座卓をしつらえ、宴会などができるようにした列車。お座敷電車。
おし‐いた【押(し)板】
1 物の押しにする板。また、押すときに用いる板。 2 中世の座敷飾りで、壁下に作り付けた奥行きの浅い厚板。現在の床の間の前身。 3 書物・硯(すずり)などを置く台にする、作り付けでない板。
おし‐つけ【押(し)付け】
[名] 1 無理強いすること。「規則の—」 2 「押付の板」の略。 [副]まもなく。おっつけ。「—奥座敷に替はりんすと、このやかましいがよくなりんす」〈洒・遊子方言〉
おてもやん
熊本県の民謡。熊本弁の歌詞が評判となって全国的に歌われる座敷歌。熊本甚句(じんく)。
おもて‐ざしき【表座敷】
玄関に近いほうの、主に客間として使う座敷。⇔奥座敷。
おもて‐しょいん【表書院】
家の表のほうにある書院造りの座敷。⇔奥書院。
おわせ‐ぶし【尾鷲節】
民謡の一。三重県尾鷲市付近の踊り歌・座敷歌。元来は漁師のうたった船歌という。
かえで‐の‐ま【楓の間】
江戸城中の将軍の居室。政務のあとでくつろぐのに用いた八畳二間の座敷。ふすまに楓の絵が描かれていた。
かこい‐の‐ま【囲いの間】
茶室。また、離れ座敷。
かし‐ざしき【貸(し)座敷】
1 料金を取って貸す座敷。貸し席。 2 《明治以後、公娼(こうしょう)が妓楼(ぎろう)の座敷を借りて営業したところから》遊女屋。女郎屋。