ろうが‐の‐よろこび【弄瓦の喜び】
瓦(糸巻き)を玩具として与える喜び、すなわち、女子が生まれた喜び。⇔弄璋(ろうしょう)の喜び。
ろう‐がん【弄丸】
玉を空中に投げ上げては受けとめる芸。玉取り。品玉。
ろう‐げん【弄言】
言葉をもてあそぶこと。やたらにしゃべること。弄舌(ろうぜつ)。
ろうさい‐ぶし【弄斎節】
《弄斎という僧侶が隆達(りゅうたつ)節を変化させて始めたところからという》江戸初期の流行歌謡。京都の遊里で発生し、のち江戸でも流行。はやり歌の三味線伴奏と七七七五の詞形の確立を促し、地歌・箏曲(...
ろう‐しょう【弄璋】
《「璋」は玉器の一種で、昔、中国で男子が生まれるとそれを与えて玩具にしたという「詩経」小雅・斯干の故事から》男子が生まれること。⇔弄瓦(ろうが)。
ろうしょう‐の‐よろこび【弄璋の喜び】
璋を玩具として与える喜び、すなわち、男子が生まれた喜び。⇔弄瓦(ろうが)の喜び。
ろう・する【弄する】
[動サ変][文]ろう・す[サ変]《古くは「ろうず」とも》 1 もてあそぶ。思うままに操る。「策を—・する」「諧謔(かいぎゃく)を—・する」 2 あざける。からかう。なぶりものにする。「—・じて(...
ろう‐ぜつ【弄舌】
むやみにしゃべり散らすこと。多言。饒舌(じょうぜつ)。
ろうぜつ‐へき【弄舌癖】
⇒舌癖
ろうだいこ【籠太鼓/弄太鼓】
謡曲。四番目物。脱獄した夫の身代わりに牢に入れられた妻が、狂乱して牢に掛けてある鼓を打って舞うと、同情した領主が夫婦を許す。