さんこうたいへいき【参考太平記】
太平記の校訂・注釈書。40巻41冊または64冊。今井弘済・内藤貞顕編。元禄2年(1689)成立、元禄4年(1691)刊。徳川光圀(みつくに)の命により、大日本史編纂(へんさん)の資料として作成された。
さん‐さく【三作】
有名な三人の刀工、粟田口吉光・岡崎正宗・郷義弘。また、その刀剣。→奈良三作
さんだい‐きゃくしき【三代格式】
平安前期、嵯峨・清和・醍醐の3天皇の時代に定められた、弘仁格式・貞観格式・延喜格式のこと。→格式
さん‐だいじ【三大寺】
古代、朝廷の尊崇を受けた三つの寺。大安寺(大官大寺)・元興寺(飛鳥寺)・弘福寺(ぐふくじ)(川原寺)。のち薬師寺を加えて四大寺とよぶ。
ざっそ‐けつだんしょ【雑訴決断所】
建武政権の訴訟機関。元弘3=正慶2年(1333)設置。記録所が大事を裁決するのに対して、一般的な訴訟、特に、所領関係の訴訟を扱った。決断所。
しこく‐はちじゅうはっかしょ【四国八十八箇所】
四国にある、88か所の弘法大師ゆかりの霊場。四国霊場。四国札所。 [補説]第一番札所から順に、(1)霊山寺、(2)極楽寺、(3)金泉寺、(4)大日寺、(5)地蔵寺、(6)安楽寺、(7)十楽寺、(...
しこく‐びえ【四国稗】
イネ科の一年草。夏に緑色の花穂をつけ、実は球形で黄赤色、食用となる。飼料にするため栽培されることもある。弘法稗。唐稗(からびえ)。
しせん【泗川】
大韓民国南東部、慶尚南道の都市。1598年に島津義弘の軍が明軍を破った古戦場。サチョン。
し‐だいし【四大師】
四人の大師。伝教(でんぎょう)大師(最澄)・弘法(こうぼう)大師(空海)・慈覚(じかく)大師(円仁)・智証(ちしょう)大師(円珍)。
天台宗の四人の大師。伝教大師・慈覚大師・智証大師・慈慧(...
しち‐だいしがく【七大私学】
平安初期、貴族が京都に設けた七つの大学別曹。弘文院・勧学院・文章院・綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)・学館院・淳和院(じゅんないん)・奨学院。