しゅみ【須弥】
「須弥山(しゅみせん)」の略。
しょうあみ【正阿弥】
鐔工(つばこう)の一派。また、その手になる鐔(つば)。室町末期に京で興り、初期のものは古正阿弥という。伊予・阿波・会津ほか各地に分派が生じ、鉄地に金象眼を施した作品が多い。
び【弥〔彌〕】
[常用漢字] [音]ビ(漢) ミ(呉) [訓]や いや いよいよ 〈ビ〉 1 端から端まで及ぶ。わたる。「弥久」 2 すみずみまで。ひとわたり。「弥縫」 3 (「瀰(び)」と通用)どこまでも広...
ほんあみ【本阿弥】
姓氏の一。室町初期に始まる刀剣鑑定の家柄。 [補説]「本阿弥」姓の人物本阿弥光悦(ほんあみこうえつ) 《から転じて》鑑定家。目利(めき)き。「覚えあらば兜(かぶと)の—、目利(めき)き目利...
み【弥/眉/美/微】
〈弥〉⇒び 〈眉〉⇒び 〈美〉⇒び 〈微〉⇒び
もくあみ【木阿弥】
「元(もと)の木阿弥」の略。
元(もと)の木阿弥(もくあみ)
いったんよくなったものが、再びもとの状態に戻ること。 [補説]戦国時代の武将筒井順昭が病死した時、死を隠すために、その子順慶が成人するまで、声の似ていた木阿弥という男を寝所に寝かせて外来者を欺き...
や【弥】
[副]《「八(や)」と同語源》程度がよりはなはだしいさま。ますます。いよいよ。「下堅く—堅く取らせ秀罇(ほだり)取らす子」〈記・下・歌謡〉
らく‐あみ【楽阿弥】
安楽に暮らす人を人名のように表した語。楽助(らくすけ)。「十徳にさまかへて昔は男山、今こそ—と」〈浮・一代男・三〉