アリューシャン‐ていきあつ【アリューシャン低気圧】
アリューシャン列島の海域に、ほぼ定常的に存在する大きな低気圧。大西洋のアイスランド低気圧と同じく、亜寒帯低圧帯に属す。冬に最も発達し、夏は弱まる。
うすら・ぐ【薄らぐ】
[動ガ五(四)] 1 薄くなる。淡くなる。「靄(もや)が—・ぐ」 2 物事の度合いが減る。程度が弱まる。「関心が—・ぐ」「寒さが—・ぐ」
エル‐ニーニョ【(スペイン)El Niño】
1 《幼子キリストの意》南米ペルー沖の近海で、ほぼ毎年12月ごろに水温が高くなる現象。貿易風が弱まることで付近の暖流が移動して発生する。 2 「エルニーニョ現象」の略。
エルニーニョ‐げんしょう【エルニーニョ現象】
《El Niño events》赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、海水温が平年より高くなる現象。発生海域のみならず、世界的な異常気象の原因となる。逆に海水温が下がるラニーニャ...
かんたいぜんせん‐ジェットきりゅう【寒帯前線ジェット気流】
緯度30〜50度の中緯度帯にできる寒帯前線帯で吹く強い西風。冬に強まり、夏は弱まる。南北に大きく蛇行し、途中で分裂・消失するなど、変動が大きい。日本や北米大陸の上空では、亜熱帯ジェット気流と合流...
がいこう‐じゃくせい【外交弱勢】
ある地域の環境に適応した遺伝情報をもつ生物集団が、外部からの集団と交配し、元々有していた環境適応能力が弱まること。遠隔地から持ち込まれた樹木が在来の同種の樹木と交配し、それによって生まれた樹木の...
きゅうこう‐ど【吸光度】
物質の光吸収の強さの割合。ある物質中を光が通る際、どれくらい吸収されて弱まるかを表す。光学濃度。光学密度。
きょ‐しょう【去声】
1 漢字の四声(しせい)の一。発音の最初が強く、最後が低く弱まるもの。きょせい。→四声 2 日本漢字音や国語アクセントの声調の一。上昇調に発音するもの。
げん‐こう【減光】
[名](スル)光の強さを減らすこと。また、照明を暗くすること。天体などの明るさが弱まること。⇔増光。
さ・める【褪める】
[動マ下一][文]さ・む[マ下二]《「冷める」と同語源》染色などによってつけられた色の度合いが弱まる。色が薄くなる。あせる。「着古して色の—・めた背広」 →褪(あ)せる[用法]