いれ‐ずみ【入れ墨/文身/刺青】
1 皮膚に、針・骨片・小刀などで傷をつけ、墨汁などを入れて文字や絵画などを描くこと。また、そのもの。酸化鉄・朱(しゅ)などを入れて着色もする。江戸時代から遊び人などの間に多く行われた。彫り物。刺...
いれ‐ぼくろ【入れ黒子】
1 描いたり、はりつけたりしたほくろ。つけぼくろ。ビューティースポット。 2 情人の名前などを、腕に小さく入れ墨すること。また、その入れ墨。 3 彫り物。入れ墨。
おとし‐がけ【落(と)し懸け/落(と)し掛け】
1 床の間や書院窓の上にかけ渡した横木。 2 欄間の下などに取り付ける雲形などの彫り物。 3 木製火鉢の内側の、銅やブリキで作った、灰を入れる部分。落とし。 4 江戸中期、元禄(1688〜170...
け‐ぼり【毛彫(り)】
金属・象牙などに鏨(たがね)を用いて模様や文字を細い線で彫ること。また、その彫り物。彫金の中で最も基本的な技法で、古くから行われた。東大寺大仏の台座蓮弁などが有名。
しゅん‐げい【狻猊】
獅子(しし)の別名。彫り物などで、玉を持つ姿を意匠として用いた。さんげい。
ちょう‐こう【彫工】
彫刻をすること。彫刻を職業とする人。彫り師。彫り物師。
手(て)が込(こ)・む
手間がかかっている。物事が複雑である。「—・んだ彫り物」「—・んだ手口」
なら‐ぼり【奈良彫】
1 装剣金工の一派、奈良派の手になる彫り物。 2 ⇒奈良一刀彫(いっとうぼり)
ぶい‐ぶい
[副] 1 (「ぶいぶい言わす」の形で)俗に、意気込みが盛んで派手なふるまいをするさま。「若い頃は六本木で—言わせていた」 2 不平などをうるさく言いたてるさま。ぶうぶう。「常に—地口をいふ人...
ぶん‐しん【文身】
入れ墨。彫り物。