いんしょう‐しゅぎ【印象主義】
《(フランス)impressionnisme》19世紀後半から20世紀初頭にかけて、フランス絵画に始まり、ヨーロッパに広まった芸術思潮。彫刻・音楽・文学にも及ぶ。自然や事物から受ける感動を忠実に...
インタリヨ【(イタリア)intaglio】
彫刻・貴石工芸で、図柄を陰刻したもの。⇔レリーフ。
いん‐てん【院展】
《「日本美術院展覧会」の略》日本美術院が主催する絵画・彫刻などの展覧会。《季 秋》「—の古径の画へと急ぎけり/虚子」
ウィルヘルムスヘーエ‐じょう【ウィルヘルムスヘーエ城】
《Schloß Wilhelmshöhe》ドイツ中部、ヘッセン州の都市カッセルにある城。ヘッセン‐カッセル方伯ウィルヘルム9世により18世紀末に建造された。ウィルヘルムスヘーエ丘陵公園の中心的建...
うがち【穿ち】
1 穴をあけること。 2 ㋐表に現れない事実・世態・人情の機微を巧みにとらえること。 ㋑黄表紙・洒落本などにみられる、江戸文学の理念を示す語。人情の機微や特殊な事実を指摘し、特に遊里生活の手引き...
うき‐ぼり【浮(き)彫(り)】
1 平面に絵・模様・文字などを浮き上がるように彫ること。また、その彫刻。高浮き彫り・薄浮き彫りなどがある。浮き上げ彫り。うけぼり。レリーフ。 2 あるものがはっきりと見えるようになること。「問題...
うつくしきガラテア【美しきガラテア】
《原題、(ドイツ)Die schöne Galathée》スッペのオペレッタ。全1幕。1865年作曲。彫刻家ピグマリオンが美しいガラテアの石像をつくり、美の神にガラテアを人間にして欲しいと頼んだ...
うるし‐はく【漆箔】
1 仏像彫刻などで、漆を塗った上に金箔を押したもの。 2 鳥の子紙に漆を塗ったもの。裁断して漆糸に用いる。 3 漆に染料をまぜて箔にしたもの。書物の装丁の背文字などに使う。
エスキス【(フランス)esquisse】
1 下絵。スケッチ。画稿。 2 彫刻の粗(あら)造り。 3 文学作品の草稿。
エステーリャ【Estella】
スペイン北部、ナバラ州の町。スペイン語で「星」を意味する。サンティアゴ‐デ‐コンポステラへの巡礼路にあり、12世紀にナバラ王国の宮廷が置かれた。12世紀建造のサンミゲル教会は正面入口のロマネスク...