き‐ばな【木鼻】
社寺建築で、頭貫(かしらぬき)・肘木(ひじき)・虹梁(こうりょう)などの端が柱の外側に突出した部分。握り拳や象・獅子などにかたどった彫刻などが施される。大仏様・禅宗様建築にみられる。
きゅうぼく‐ふんしょう【朽木糞牆】
《「論語」公冶長「朽木は雕(え)るべからず、糞土の牆(しょう)は杇(ぬ)るべからず」から》朽ちた木は彫刻できず、腐った壁は塗りかえができない。精神のくさった人間は教育のしようがないことにいう。朽...
きょ‐ぞう【巨像】
非常に大きな彫刻の像。
キンタナ‐ひろば【キンタナ広場】
《Plaza de la Quintana》スペイン北西部、ガリシア州の宗教都市サンティアゴ‐デ‐コンポステラの旧市街にある広場。中世以来、ヨーロッパ随一の巡礼聖堂として知られるサンティアゴ‐デ...
ギヤマン‐ぼり【ギヤマン彫(り)】
ガラス製品に彫刻をほどこしたもの。
ギュンターグラス‐ハウス【Günter Grass-Haus】
ドイツ北部、シュレースウィヒ‐ホルシュタイン州の都市リューベックにある記念館。ノーベル文学賞を受賞し、版画家・彫刻家でもあったギュンター=グラスの芸術作品を展示。
ぎょう‐ぞう【形像】
仏などの姿・形をかたどった絵や彫刻。けいぞう。「畳(かたびら)の上に仏の—を画(か)きて」〈今昔・一・二三〉
ぎんが‐なんきょく【銀河南極】
銀河座標において銀緯がマイナス90度となる天球上の点。地球から見て南側の極を指し、彫刻室座の方向にあたる。北側の極である銀河北極と合わせて銀河の極と呼ばれる。
くうかん‐げいじゅつ【空間芸術】
物質的材料を用いて空間に構成される芸術。絵画・彫刻・建築など。造形芸術。→時間芸術
クニドス【Knidos/Κνίδος】
小アジア地方にあった古代都市。現在のトルコ南西部、ダッチャ半島の先端部に位置する。スパルタ人が築いた植民都市に起源し、のちにドリス人六大都市の一つになった。紀元前7世紀頃から芸術と学問の中心地と...