とねり‐の‐つかさ【舎人監】
律令制で、東宮坊に属し、東宮の舎人の名帳・礼儀・分番をつかさどった役所。
との‐い【宿直】
《「殿(との)居(い)」の意》 1 宮廷や役所に泊まって勤務し、警備守護などをすること。「彼の宮に詣でて—に侍らむとす」〈皇極紀〉 2 夜間、貴人のそばに侍して不寝番をすること。「御前に人あまた...
とのもり‐づかさ【主殿司/殿司/主殿署】
1 (主殿司)主殿寮(とのもりょう)に仕える職員。また、その役所。とのもづかさ。 2 (殿司)後宮十二司の一。後宮の清掃・乗り物・灯火などのことをつかさどった役所。また、その女官。とのもづかさ。...
とのも‐りょう【主殿寮】
1 律令制で、宮内省に属し、宮中の清掃、灯燭(とうしょく)・薪炭など火に関すること、行幸時の乗り物、調度の帷帳などのことをつかさどった役所。とのもりのつかさ。とのもづかさ。とのもりりょう。しゅで...
どう‐ざ【銅座】
江戸時代、諸国産出の銅の精錬・専売をつかさどった役所。元文3年(1738)大坂に設置、のち江戸・長崎に出張所を置いた。慶応4年(1868)に銅会所、さらに鉱山局と改称。→金座 →銀座
どこう‐し【土工司】
律令制で、宮内省に属し、製瓦・壁塗りや石灰を焼くことなどをつかさどった役所。つちたくみのつかさ。
ないじゅ‐どころ【内豎所】
宮中で、内豎を指揮し、それに関する事務をつかさどった役所。
ないせん‐し【内染司】
律令制で、宮内省に属し、御用の染め物のことをつかさどった役所。うちのそめもののつかさ。
ないぜん‐し【内膳司】
律令制で、宮内省に属し、天皇の食事をつかさどった役所。うちのかしわでのつかさ。
ないやく‐し【内薬司】
律令制で、中務(なかつかさ)省に属し、宮中の薬・香の管理・調合などをつかさどった役所。うちのくすりのつかさ。