こう‐せい【後世】
1 自分たちの生きている時代のあとに来る時代。のちの世。「—に名を残す」 2 のちの世の人。子孫。「—に伝えたい文化遺産」
こう‐せい【後生】
1 あとから生まれてくる人。後世の人。「古人もそうだったし、—もそうでしょう」〈芥川・戯作三昧〉 2 あとから学ぶ人。後輩。後進。
こうせい‐いでんがく【後成遺伝学】
⇒エピジェネティクス
後生(こうせい)畏(おそ)る可(べ)し
《「論語」子罕(しかん)から》後進の者は努力しだいでどれほどの力量を身につけるかわからないので、おそれなければならない。
こうせい‐こうしょう【後生鉱床】
母岩よりあとからできた鉱床。
こうせい‐せつ【後成説】
形態・形質は卵から発生していく過程でしだいに分化して形成されるという考え。18世紀にドイツのC=F=ウォルフが実証、19世紀にK=E=ベヤーが比較発生学の立場から支持した。エピジェネシス。→後成...
こうせい‐どうぶつ【後生動物】
原生動物以外のすべての動物の総称。海綿動物・腔腸(こうちょう)動物から脊椎動物にわたる。
こうせき‐モニター【後席モニター】
自動車の、後部座席搭乗者のための車載モニター。前の座席のヘッドレストに設置するものはヘッドレストモニターともいう。リアモニター。
こう‐せつ【後節】
1 文章や音楽などの区切りのあとの部分。後段。⇔前節。 2 日数や期間を二つに区切ったあとのほう。後期。⇔前節。
こう‐せん【後先】
あととさき。前後。「大名を得たるもの、—相続(あいつ)ぐ」〈中村訳・西国立志編〉