プラスティネーション【plastination】
解剖標本を加工するために、ドイツのG=v=ハーゲンス博士が1977年に開発した技術。解剖標本の中から水分を取り除き、プラスチックの樹脂に置換して固める。スライスになった切片標本、または遺体そのま...
プル‐サーマル
《プルトニウムの「プル(plu)」と、サーマルリアクター(熱中性子炉)の「サーマル(thermal)」を合わせた和製語》軽水炉などの熱中性子炉で、従来の濃縮ウランの代わりに、プルトニウムを含むM...
へんちきょうちょう‐しせつ【辺地共聴施設】
山間部や離島といった地理的要因により、テレビ放送などの電波を受信できない地域に設けられた共同アンテナや受信設備のこと。地域住民による共聴組合が設置する。従来のアナログ放送から地上デジタルテレビ放...
ベクトル‐フォント【vector font】
コンピューターの字体で、文字を、ベクトル(向きと長さをもつ線分)の集まりとして表現する方式。ドットの集まりで定義した従来のフォントに比べて、拡大・変形してもなめらかに表示できる。
ベータ‐かぶ【ベータ株/β株】
2019年に初めて報告された新型コロナウイルス、SARS-CoV-2の変異株。2020年10月に南アフリカ共和国で確認され、世界各地に広がった。南アフリカ型変異株。 [補説]従来株に対して、スパ...
ペーパー‐レイター【paper later】
電子書籍の形態で出版された新聞・雑誌・書籍を、印刷物にすること。→デジタルファースト [補説]従来は、印刷物として出版されたものを後に電子書籍化するのが主流であったが、近年では端末の普及などによ...
ほうしゃ‐おんどけい【放射温度計】
物体が発する放射から非接触で温度を測定する装置の総称。従来、1000度以上の物体が発する黒体放射による可視光を用いる放射高温計が主流だったが、赤外線検出の性能向上にともない、比較的低温領域の物体...
ほう‐れい【法例】
1 法律の適用に関する事項などについて定めた法律。明治31年(1898)施行。法律の施行期日、慣習法の効力、国際私法に関する規定からなるものであったが、平成18年(2006)全面改正され、「法の...
ほしょうかくだいがた‐じどうしゃほけん【補償拡大型自動車保険】
従来型の自動車保険に人身傷害保険を付加し、自身に過失があった場合も保険金が支払われるよう補償範囲を拡大したタイプの自動車保険。→人身傷害保険
ホログラフィック‐メモリー【holographic memory】
ホログラフィー技術を利用した記憶媒体。入射角度や波長を変えたレーザー光を照射し、データを干渉縞(じま)として記録する。読み取りにはレーザー照射によって得られる干渉光をイメージセンサーでとらえ、記...