ごしょ‐こ【御所湖】
岩手県中西部にある人造湖。雫石川をせき止めて造られた御所ダムのダム湖。周辺にはレジャー・スポーツ施設などが多い。
ごしょ‐ことば【御所詞】
中世以後、宮廷に仕える女房の間で用いられた特殊な言葉。のち、幕府・大名の奥女中の間にも行われた。→女房詞(にょうぼうことば)
ごしょ‐ざくら【御所桜】
サクラの一品種。八重の大形の花が五輪ずつ群がって咲く。
ごしょざくらほりかわようち【御所桜堀川夜討】
浄瑠璃。時代物。五段。松田文耕堂・三好松洛合作。元文2年(1737)大坂竹本座初演。三段目の切(きり)「弁慶上使」、四段目の中(なか)「藤弥太物語」などが今日でも上演される。
ごしょ‐ざま【御所方】
「ごしょがた(御所方)2」に同じ。「ある—のふるき女房」〈徒然・二三八〉
ごしょ‐ざむらい【御所侍】
宮中、院の御所、摂関家などに仕えた侍。ごしょさぶらい。
ごしょ‐ぞめ【御所染(め)】
寛永(1624〜1644)のころ、女院の御所の好みで始められたといわれる染め模様。白の地に、檜垣(ひがき)に菊や竜田川などの模様を入れた上品な散らし模様。
ごしょ‐づくり【御所作(り)/御所造(り)】
1 菊一文字(きくいちもんじ)2の異称。 2 御所風な家のつくり。
ごしょどき‐もよう【御所解模様】
小袖模様の一種。檜扇(ひおうぎ)・御所車・几帳(きちょう)など、公家の生活に使われたものを模様の題材としたもの。
ごしょ‐どころ【御書所】
平安時代、宮中の書物を管理した役所。別当・預(あずかり)・開闔(かいこう)・覆勘(ふっかん)などの職員を置いた。今の宮内庁書陵部にあたる。