いちじょう‐べんぽう【一条鞭法】
中国、明代後期から清代初期にかけて行われた賦役(ふえき)徴収法。別々に割り当てていた賦と役を一つにまとめて銀で徴収し、簡素化と増収を図った。
いちば‐せん【市場銭】
中世、荘園領主・地頭などが荘園内の市場に課した税金。江戸時代には、市場運上を徴収した。
いにん‐ぎょうせい【委任行政】
国または公共団体がその行政事務を法令に基づく委任によって他のものに行わせること。国庫金取扱事務、国税・地方税の徴収事務など。
うき‐やく【浮役】
江戸時代の雑税の一。税源または税額が一定せず、年貢以外に必要に応じて臨時に徴収されたもの。
うけ‐うら【請浦】
江戸時代、漁村の漁業年貢などの徴収・納入を、年限を定めて村、または地元の人や町の魚商人が請け負ったこと。
うけおい‐ちょうしゅうほう【請負徴収法】
古代ローマや中国、近世フランスなどで行われた租税徴収法の一。政府が指定した請負人が租税を納め、代わりに自分が所定の金額を国民から徴収する方法。
うりあげ‐ぜい【売上税】
間接税の一。商品・サービスなどの消費一般を対象に、その売上高を課税標準として徴収される租税。製造者売上税などの単段階売上税と、取引高税などの多段階売上税とに分類される。
うんじょう‐しょ【運上所】
江戸末期から明治にかけて、各地の開港場で、輸出入品の監督、関税の徴収などを取り扱った役所。現在の税関にあたる。
エアポート‐タックス【airport tax】
空港施設の維持改善のため出国旅客から徴収する料金。アジア・南米のほとんどの国で行われ、空港施設使用料として徴収するものが多い。空港税。
えいこく‐ほうそうきょうかい【英国放送協会】
イギリスのテレビ・ラジオの公共放送局。1922年設立の民間放送局を改組し、1927年に公共放送局として設立。コマーシャルも放送するが、受信料も徴収し不偏不党を謳っている。イギリス放送協会。BBC...