しん‐こん【心根】
心の奥底。心底。こころね。
しん‐しまり【真締(ま)り】
[名・形動]《「しんじまり」とも》表面は締まりがないようで、心底はしっかりしていること。また、そのさま。「信さんって人は、ぐうたらなようで、—で」〈里見弴・多情仏心〉
しん‐ずい【心髄】
1 中心にある髄。 2 物事の中心となる最も大事なところ。中枢。 3 心の中。心底。
しん‐せん【心尖】
心臓の下方にある丸みを帯びた尖端部。→心底
しん‐てい【心底】
1 心の底。心の奥で思っていること。しんそこ。「—を見抜く」「—から憎む」 2 心臓の上部で、大血管が出入りする部分。主に左心房と右心房の一部からなる。→心尖(しんせん) [補説]2で、心臓は底...
ぞっ‐こん
《古くは「そっこん」》 [形動]心底からほれ込んでいるさま。「彼は彼女に—だ」
[副]心から。まったく。「—ほれ込む」
[名]心の底。しんそこ。「ああ—から嬉しかろ」〈浄・関八州繋馬〉
てい【底】
[音]テイ(漢) [訓]そこ [学習漢字]4年 〈テイ〉 1 いちばん低い所。物の下部。そこ。「底辺・底面・底流/奥底(おうてい)・海底・眼底・胸底・筐底(きょうてい)・湖底・心底(しんてい)...
はい‐ふ【肺腑】
1 肺。肺臓。 2 心の奥底。心底。転じて、急所。「—をえぐる言葉」
はちまん【八幡】
[名]「八幡宮」「八幡神」の略。
[副] 1 《八幡神に誓って、の意から》断じて。確かに。誓って。「—忘れは致さぬ」〈紅葉・色懺悔〉 「—我らも心底変はらぬ」〈浄・鑓の権三〉 2 (八幡神に...
歯(は)の根(ね)も食(く)い合(あ)・う
非常に親しい間柄のたとえ。「両方心底見届け、—・ふねんごろ」〈浄・生玉心中〉