ハーメルン‐の‐ふえふきおとこ【ハーメルンの笛吹(き)男】
《(ドイツ)der Rattenfänger von Hameln》ハーメルンに伝わる伝説。見知らぬ男が町に現れ、笛を吹いてネズミを集め退治するが、住民が約束の報酬を支払わないことに怒り、町中の...
バベル‐の‐とう【バベルの塔】
《Babelは聖書の地名シナルの古都》旧約聖書の創世記にある伝説上の塔。ノアの大洪水ののち、人類がバビロンに天に達するほどの高塔を建てようとしたのを神が怒り、それまで一つであった人間の言葉を混乱...
バベルのとう【バベルの塔】
《原題、(オランダ)De toren van Babel》ブリューゲルの絵画。板に油彩。縦114センチ、横155センチ。旧約聖書に登場する神の怒りを買って完成を妨げられたバベルの塔を描いた作品。...
パトス【(ギリシャ)pathos】
アリストテレス倫理学で、欲情・怒り・恐怖・喜び・憎しみ・哀(かな)しみなどの快楽や苦痛を伴う一時的な感情状態。情念。⇔エートス。
ひ【火】
1 物が燃えて光や熱を出す状態や現象。また、その炎。「—が燃える」「火山が—を噴く」「額が—のように熱い」 2 炭火。おき。「火鉢に—をつぐ」 3 物を煮炊きする火や熱。「やかんを—にかける」「...
火(ひ)が付(つ)・く
1 燃えはじめる。引火する。 2 ある事がもととなって、騒ぎ・事件などがもちあがる。「怒りに—・く」「紛争に—・く」 3 影響が身に及んでほうっておけない状態になる。「足もとに—・く」 4 勢い...
ひき‐つ・る【引き攣る】
[動ラ五(四)] 1 痙攣(けいれん)する。「足が—・る」 2 かたくこわばる。「緊張で顔が—・っている」「怒りに声が—・る」 3 やけどなどで皮膚がつっぱる。 [動ラ下二]「ひ(引)きつ(...
ひき‐つ・れる【引き攣れる】
[動ラ下一][文]ひきつ・る[ラ下二]ひきつった状態になる。「怒りで顔が—・れる」
ヒステリー【(ドイツ)Hysterie】
1 さまざまな感情的葛藤(かっとう)が原因となって起こる一種の神経症。実際に病気ではないのに痛みや運動・知覚の麻痺(まひ)、発熱・嘔吐(おうと)などのほか、健忘などの精神症状を訴えるもの。一般に...
ひた‐ぎり【直切り/直斬り】
切りまくること。また、そのさま。めった切り。「怒りて、—に斬り落としつ」〈徒然・八七〉