さき【先/前】
1 元から遠い、突き出ている部分。先端。突端。「岬の—」「針の—で突く」「鼻の—」 2 長いものの末端。はし。「ひもの—」 3 続いているものなどの一番はじめ。先頭。「列の—」「みんなの—に立っ...
ささ‐え【小筒/竹筒】
1 酒を入れる携帯用の竹筒。「花の下へ遊山におじゃるほどに、—を先へ急いで持てけ」〈虎清狂・猿座頭〉 2 「提(さ)げ重箱」に同じ。「持たせしやり手の杉折や、かぶろが袖にさげ重の、—しつらひ」〈...
鯖(さば)を読(よ)・む
《一説に魚市で鯖を数えるとき、わざと急いでその数をごまかすといわれるところから》実際より多く言ったり少なく言ったりして数をごまかす。「—・んで四、五歳若く言う」
すた‐こら
[副]急いで歩くさま。また、あわてて立ち去るさま。「—(と)逃げ出す」「車道を—歩く」
すたこら‐さっさ
[副]急いで逃げるさま。すばやく立ち去るさま。感動詞的にも用いられる。
すま・せる【済ませる】
[動サ下一]「済ます」に同じ。「食事を急いで—・せる」
急(せ)いては事(こと)を仕損(しそん)ずる
あまりあせるとかえって失敗しやすく、急いでしたことが無駄になる。
せっ‐かち
[名・形動]《「急(せ)き勝ち」の音変化か》忍耐強くなく先を急いで気ぜわしいこと。また、そのさま。気みじか。性急。「—な人」「—な性分」
そう‐そう【早早】
[名]その状態になってすぐの時。多く、他の語の下に付いて用いられる。「開店—から忙しい」「会う—用件を切り出す」
[副]急いで物事をするさま。はやばや。「あのようすだと—帰るだろう」「—に用...
ちゅう‐しん【注進】
[名](スル)《「注」は、しるす意》事件を書き記して上申すること。転じて、事件を急いで目上の人に報告すること。「御—に及ぶ」「事の始終を上司に—する」