ふ‐わごうせい【不和合性】
花粉を受粉しても、受精しないこと。花粉の不発芽、花粉管の形態異常や生長停止などによる。
ぶっ‐しょう【仏性】
1 すべての生き物が生まれながらにもっている、仏となることのできる性質。仏心。覚性(かくしょう)。 2 仏の本当の姿や心。仏の本性。
ぶっ‐せい【物性】
物質の物理的性質。物質のもつ熱的、電気的、磁気的、光学的、機械的などの性質。
ぶんか‐ぜんのうせい【分化全能性】
《totipotency》細胞が、個体を形成するあらゆる種類の細胞に分化できること。全能性。 [補説]哺乳類の場合、胎盤などの胚体外組織を含む生体のあらゆる種類の細胞に分化できることをいい、受精...
ぶんか‐たのうせい【分化多能性】
《multipotency》体細胞に分化する前の細胞が、生体を構成する多様な種類の細胞に分化する能力。生物学では特に、神経・血液・皮膚など特定の系統の中で多様な種類の細胞に分化する能力をいう。多...
ぶんか‐ばんのうせい【分化万能性】
《pluripotency》細胞が、胎盤などの胚体外組織を除く生体のあらゆる種類の細胞に分化できること。ES細胞やiPS細胞などがこの分化能を持つ。万能性。
へい‐せい【平性】
東洋医学で、温熱性・寒涼性のどちらでもないこと。
へんおん‐せい【変温性】
外界の温度によって体温が変化する性質。→変温動物
へん‐せい【偏性】
かたよった性質。「薬—ならざれば、毒を攻るに足らざる」〈榊原芳野編・文芸類纂〉
へん‐せい【変性】
[名](スル) 1 性質などが変わること。また、その変わった性質。「倫理の情は度々の経験を積んで—せる私利心なり」〈田口・日本開化小史〉 2 たんぱく質のアミノ酸配列はそのままで、立体構造が変化...