てき‐ぜん【惕然】
[ト・タル][文][形動タリ]あやぶみ恐れるさま。「胸—として悸(おのの)き」〈東海散士・佳人之奇遇〉
俄雨(にわかあめ)と女(おんな)の腕捲(うでまく)り
にわか雨は大降りでもすぐにやみ、女の腕まくりは驚くに足らぬところから、恐れるに足りないことのたとえ。
ね‐がえり【寝返り】
1 寝たままからだの向きを変えること。 2 味方を裏切って敵方につくこと。「同志の—を恐れる」
人目(ひとめ)を憚(はばか)・る
他人に見られるのを恐れる。世間に知られないように心を配る。「—・らずに泣く」
ひや‐ひや【冷や冷や】
[副](スル) 1 肌につめたく感じるさま。「—(と)した夜風」 2 心配し、恐れるさま。「いつ見つかるかと—した」
ベルリン‐かいぎ【ベルリン会議】
1878年、ベルリンで開かれたヨーロッパ諸国の国際会議。ロシアトルコ戦争に勝ったロシアのバルカン進出を恐れるイギリス・オーストリアとロシアとの利害対立をビスマルクが調停にあたったもの。
まい‐しん【邁進】
[名](スル)恐れることなく突き進むこと。「学問に—する」「勇往—」
身(み)の毛(け)を詰(つ)・める
ひどく恐ろしい目にあう。ひどく恐れる。「もはやお手うちになるかとぞんじて—・めてござる」〈虎明狂・二千石〉
むきょく‐か【無極化】
[名](スル)事態の安定を保とうと強力に主導する中心がなくなること。「リーダー不在による政治の—を恐れる」 [補説]平成20年(2008)頃からの用語。
ゆう‐く【憂懼】
[名](スル)心配し恐れること。憂惧(ゆうぐ)。「国乱内変は国家災害の尤—す可き極なり」〈津田真道訳・泰西国法論〉