さらし【晒し/曝し】
1 さらすこと。さらしたもの。「雨—」「恥—」 2 漂白した麻布または綿布。晒し布。特に、晒し木綿。《季 夏》「川風に水打ちながす—かな/太祇」 3 江戸時代の刑罰の一。縛った罪人、または斬...
さらし‐もの【晒し者】
1 人前で恥をかかされた人。「—になる」 2 江戸時代、晒しの刑に処せられた罪人。
さら・す【晒す/曝す】
[動サ五(四)] 1 日光・風に当てて干す。「布団を日に—・す」 2 風雨や日光の当たるままにしておく。「風雨に—・された石仏」 3 布などを水洗いしたり日光に当てたり、または薬品を用いたりして...
さん‐ぼく【散木】
材木として役に立たない木。また、役に立たない人のたとえ。「尊氏、直義といふ者あり、—の陋質(ろうしつ)を恥ぢず」〈太平記・一四〉
さん‐らく【三楽】
1 《「孟子」尽心上から》君子の三つの楽しみ。一家の者が無事であること、天にも人にも恥じるところのないこと、天下の英才を教育すること。 2 《「列子」天瑞から》人生の三つの楽しみ。人間として生ま...
ざこつ‐し【坐骨枝】
坐骨結節から前方にのびて恥骨下枝に結合する部分。坐骨下枝。
座(ざ)に堪(た)え◦ない
その場にいることが堪えられない。いたたまれない。「恥ずかしくて—◦ない」
ざん‐い【慙恚/慚恚】
[名](スル)恥じ、怒ること。
ざん‐かい【慙悔/慚悔】
[名](スル)あやまちなどを恥じて悔いること。「心中大いに己の不廉恥を—し」〈織田訳・花柳春話〉
ざん‐かん【慙汗/慚汗】
恥じ入って汗が出ること。また、その汗。「—の背に流るるを」〈有島・星座〉