い‐ぞく【遺族】
死んだ人のあとに残された家族・親族。恩給法では、死亡者と生計を共にしていた配偶者・子・父母・祖父母および兄弟姉妹、労働基準法では、死亡した労働者の死亡当時、その収入によって生計を維持していた者(...
いぞく‐ふじょりょう【遺族扶助料】
恩給法上の恩給の一。公務員が死亡したとき、その遺族に支給されるもの。年金の扶助料と、一時扶助料とがある。
いちじ‐おんきゅう【一時恩給】
恩給法上の恩給の一。公務員が年金を受け取れる年数に達する前に退職したときに、支給される一時金。
いちじ‐ふじょりょう【一時扶助料】
公務員が恩給を受ける要件を満たさないうち死亡した場合に、遺族に支給される一時金。
おん‐きゅう【恩給】
1 資格を得て退職した公務員や旧軍人軍属またはそれらの遺族に、国が恩給法に基づいて支給する一時金や年金。戦後、すでに受給権のある者以外は共済組合制度に移行。 2 中世の封建的主従関係で、家臣の奉...
おんきゅう‐しょうしょ【恩給証書】
国の恩給を受ける権利があることを証明する証書。
おんきゅう‐ほう【恩給法】
恩給制度について定めている法律。大正12年(1923)施行。
かんとう‐ごりょう【関東御領】
鎌倉時代、将軍家の直轄領。また、将軍より御家人に与えた恩給地。
きゅう【給】
[音]キュウ(キフ)(呉)(漢) [訓]たまう [学習漢字]4年 1 あてがって足りるようにする。「給水・給油/供給・自給・需給・配給・補給」 2 金品を下し与える。たまう。「給食・給付・給与・...
きゅう‐にん【給人】
1 古代、年給を賜った人。給主。 2 中世、幕府・主家から恩給としての所領を与えられた者。また、領主の命を受けて領地を支配した者。給主。 3 江戸時代、幕府・大名から知行地あるいはその格式を与え...