ぼんとく‐たで【ぼんとく蓼】
タデ科の一年草。水辺に生え、高さ約70センチ。茎は紅紫色で節が膨らむ。葉は広披針形で黒斑がある。秋、淡紅色の小花を穂状にまばらにつける。ヤナギタデに似るが、葉に辛味はないので「ぼんとく」(愚か者...
ぼん‐ぷ【凡夫】
《「ぼんぶ」とも》 1 《(梵)pṛthag-janaの訳》仏語。愚かな人。仏教の教えを理解していない人。異生(いしょう)。 2 平凡な人。普通の人。凡人。
むさしまる【武蔵丸】
車谷長吉の短編小説。本作と「狂」「愚か者」などの作品を収めた短編小説集は平成12年(2000)「白痴群」の題で刊行(のちに「武蔵丸」に改題)。平成13年(2001)、第27回川端康成文学賞受賞...
もう【蒙】
道理をわきまえず、愚かなこと。無知なこと。
よた【与太】
[名・形動]《「与太郎」の略》 1 愚かで役に立たないこと。また、そのさまや、そのような人。「子供は多勢(おおぜい)で、—なものばかり揃って居て」〈藤村・破戒〉 2 いいかげんなこと。でたらめな...
よた‐もの【与太者】
1 正業を持たないならず者。やくざ者。 2 役に立たない愚か者。うすのろ。
よたろう【与太郎】
1 《落語で間抜けな人の名に用いるところから》役に立たない愚か者。 2 うそ。でたらめ。また、でたらめを言う人。「お前—ぢゃあねえか」〈洒・辰巳婦言〉
ろ‐どん【魯鈍】
[名・形動] 1 愚かで頭の働きが鈍いこと。また、そのさま。愚鈍。「—なたち」 2 「軽愚(けいぐ)」に同じ。
わらい‐ばなし【笑い話】
1 互いに笑いながら話すこと。また、そのような気軽な話。「今思えば—だ」 2 こっけいな内容の短い話。笑話(しょうわ)。「気のきいた—」 3 昔話の一部門。愚か者やあわて者が失敗するおかしさや、...