かん‐しょう【感傷】
1 物事に感じて心をいためること。「そう思うと、なんだか—の情に堪えない」〈藤村・家〉 2 物事に感じやすく、すぐ悲しんだり同情したりする心の傾向。また、その気持ち。「—におぼれる」「—にひたる」
かんしょう‐しゅぎ【感傷主義】
⇒センチメンタリズム
かんしょう‐てき【感傷的】
[形動]感情を動かされやすく、何かにつけて涙もろくなっているさま。センチメンタル。「—な歌詞」
かんしょうのはる【感傷の春】
生田春月の第二詩集。大正7年(1918)刊。
かんしょうのまちかど【感傷の街角】
大沢在昌の短編小説。昭和54年(1979)、第1回「小説推理」新人賞を受賞した著者のデビュー作。その後シリーズ化もされている。
センチメンタルジャーニー【センチメンタル・ジャーニイ/感傷旅行】
田辺聖子の短編小説。昭和38年(1963)同人誌「航路」に発表、第50回芥川賞受賞。同作を表題作とする作品集は昭和39年(1964)刊行。