かん‐がい【感慨】
心に深く感じて、しみじみとした気持ちになること。また、その気持ち。「—にひたる」「—を込めて歌う」
がい【慨】
[常用漢字] [音]ガイ(慣) 心を揺さぶる思いで一杯になる。「慨世・慨然・慨嘆/感慨・慷慨(こうがい)・憤慨」
こう‐がい【慷慨/忼慨】
[名・形動](スル) 1 世間の悪しき風潮や社会の不正などを、怒り嘆くこと。「社会の矛盾を—する」「悲憤—」 2 意気が盛んなこと。また、そのさま。「岸本の心は—な口調を帯びた僧侶の説教の方へ行...
ひか‐こうがい【悲歌慷慨】
[名](スル)《「史記」項羽本紀から》悲しい歌をうたい、いきどおり嘆くこと。「豪傑や君子や聖人が盛んに大言壮語—しておる」〈魯庵・社会百面相〉
ひふん‐こうがい【悲憤慷慨】
[名](スル)世情や自分の運命などについて、憤慨し、嘆き悲しむこと。「不正の横行を—する」
ふん‐がい【憤慨】
[名](スル)ひどく腹を立てること。慷慨(こうがい)。「身勝手なふるまいに—する」