うれ・う【憂ふ/愁ふ/患ふ】
[動ハ上二] 1 「憂える1」に同じ。「渡らひ心(=生計ヲ立テル意志)なかりけり。父、これを—・ひつつ思ふは」〈読・雨月・蛇性の婬〉 2 「憂える3」に同じ。「旅の空にこの疾(やまひ)を—・ひ...
うれわし・い【憂わしい】
[形][文]うれは・し[シク]憂えるべきようすだ。嘆かわしい。「—・い世相」 [派生]うれわしげ[形動]
がい・する【慨する】
[動サ変][文]がい・す[サ変]嘆く。憂える。憤慨する。「世を—・する」
がい‐ぜん【慨然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 憤り嘆くさま。嘆き憂えるさま。「—として嘆息する」 2 心を奮い起こすさま。「—として敵に向かう」
こうてい【皇帝】
《原題、(ドイツ)Kaiser》ベートーベン作曲のピアノ協奏曲第5番の通称。1809年作。曲の雄大さからつけられた。 謡曲。五番目物。金春(こんぱる)以外の各流。観世小次郎作。唐の玄宗皇帝が...
しん【軫】
[音]シン(呉)(漢) 憂える。悲しむ。「軫悼(しんとう)・軫念」 [名のり]うし
じゅつ【恤】
[音]ジュツ(慣) [訓]あわれむ 1 憂える。心配する。「憂恤」 2 あわれむ。困っている人に金品を贈る。「恤兵/救恤・賑恤(しんじゅつ)・仁恤・優恤」
ゆう‐せい【憂世】
世の中や国家の安危を憂えること。憂国。「—愛国の情」