あと‐ふところ【後懐/跡懐】
実の親にかわって、養い親が子を大切に育てること。「—で生(お)ほし立てて、心の底までよくよく知って候」〈平家・四〉
うち‐ぶところ【内懐】
1 ㋐和服の襟を合わせて着たとき、肌に近い内側の懐中。⇔外懐(そとぶところ)。 ㋑洋服で、内ポケット。 2 他人には知られたくない心の中のようす。内情。内幕。「—を見透かされる」 3 相撲で、構...
うっ‐かい【鬱懐】
心配ごとなどで晴れ晴れとしない思い。「胸の裡(うち)の、寂しさとムシャクシャした—とを」〈菊池寛・俊寛〉
えい‐かい【詠懐】
心に思うことを詩歌にして表すこと。また、その詩歌。
かい【懐】
心中の思い。「—を述べる」
かい【懐〔懷〕】
[常用漢字] [音]カイ(クヮイ)(漢) [訓]ふところ なつかしい なつかしむ なつく なつける おもう いだく 〈カイ〉 1 胸中にいつまでも思いをいだく。心にいだく思い。「懐疑・懐旧・懐...
かっ‐かい【客懐】
旅先で故郷を思う心情。
かん‐かい【感懐】
ある事柄に接して心に抱く思い。「—を述べる」
が‐かい【雅懐】
風流な思い。風雅な心。
きゅう‐かい【旧懐】
昔をなつかしく思う心。