に‐ぼく【二木/似卜】
江戸前期、京都で酌婦と娼婦とを兼ねた茶屋女。「胡桃(くるみ)屋の—がやりくりを見習ひ」〈浮・一代女・五〉
にまい‐ど【二枚戸】
2枚を引き違いにして開閉する戸。
にまい‐め【二枚目】
1 歌舞伎の役柄で、主に恋愛場面を見せる美男の立ち役。江戸時代の劇場で、表の看板の右から2番目に名が書かれたところからいう。また一般に、演劇・映画などの美男役。→三枚目 2 《1から転じて》美男...
に‐や
[連語] 《断定の助動詞「なり」の連用形+係助詞「や」》 1 ㋐文中にあって連体形の結びを伴う用法。…で…か。「朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、恨みを負ふつもり—ありけむ」〈源・桐...
にゅう‐せき【入籍】
[名](スル) 1 すでにある戸籍に入ること。生まれた子が父母の戸籍に入る、養子縁組によって養父母の戸籍に入るなど。 2 俗に、男女が婚姻届を出して新しい戸籍を作り、そこに入ること。
にゅう‐ふ【入夫】
1 民法旧規定で、戸主である女性と結婚して、その夫となること。また、その夫。 2 ⇒入り婿(むこ)
にゅうふ‐こんいん【入夫婚姻】
民法旧規定で、女戸主である妻の家に夫が入る婚姻。
にょ‐こしゅ【女戸主】
民法旧規定で、女子の戸主。
にらやま‐はんしゃろ【韮山反射炉】
静岡県伊豆の国市にある反射炉跡。江戸時代末期の築造。稼働した反射炉として現存する、国内唯一の施設。大正11年(1922)国指定史跡。平成27年(2015)、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、...
にわか‐きょうげん【俄狂言】
素人が、宴席や街頭で即興に演じたこっけいな寸劇。江戸中期から明治にかけて流行。座敷で行う座敷俄、屋外で行う流し俄などがあり、大阪俄・博多俄などが有名。のちに職業として、寄席で、道具・鳴り物入りで...