よしわら【吉原】
静岡県富士市南東部の地名。旧吉原市。江戸時代は東海道五十三次の宿駅。製紙・パルプ業などが行われる。 江戸の遊郭。現在の東京都台東区浅草北部にあった。元和3年(1617)それまで市中各所に散在...
よしわら‐かご【吉原駕籠】
江戸時代、吉原遊郭へ通う遊客を乗せて往来した町駕籠。
よしわら‐ことば【吉原言葉】
江戸吉原の遊郭で、遊女などが使った特殊な言葉。さとことば。ありんすことば。
よしわらごめんじょう【吉原御免状】
隆慶一郎による長編の伝奇時代小説。宮本武蔵に育てられた青年剣士松永誠一郎が、家康公から下された「神君御免状」を巡り、江戸吉原で裏柳生の忍びたちと闘う剣豪小説。昭和61年(1986)刊行。映画やド...
よしわら‐すずめ【吉原雀】
吉原の遊郭にしばしば出入りして、その内情に通じている人。 歌舞伎舞踊。長唄。本名題「教草(おしえぐさ)吉原雀」。初世桜田治助作詞、富士田吉治・杵屋作十郎作曲。明和5年(1768)江戸市村座初...
よしわら‐にわか【吉原俄】
江戸吉原の遊郭で行われた即興芝居。享保年間(1716〜1736)に始まり、毎年8月中旬から9月中旬まで街頭の屋台の上で幇間(ほうかん)や芸者などが演じた。
よ‐すずみ【夜涼み】
夏の夜、戸外に出るなどして涼むこと。《季 夏》「—に脇目もふらず犬通る/誓子」
よせ‐がまち【寄せ框】
商家などの入り口の敷居。昼間は取りはずし、夜、戸を閉めるときに取り付けるようにしたもの。
よせば‐ぶぎょう【寄場奉行】
江戸幕府の職名。若年寄の支配に属し、江戸石川島の人足寄せ場を管掌した。
よそい‐の‐かた【装図】
江戸後期の文法図表。富士谷成章(ふじたになりあきら)著の文法書「脚結抄(あゆいしょう)」の中にある装(よそい)に関する活用表。