ぜん‐けい【前景】
1 前方に見える景色。 2 絵や写真などで、主題となる人物や風景の前面に取り入れる景色。また、手前の方にある舞台装置。⇔後景。
ぜん‐せい【全盛】
1 人気や勢力などが最も盛んな状態にあること。「—を誇る」「—時代」 2 遊女などに客が多くついて繁盛すること。「姉なる人が—の余波(なごり)」〈一葉・たけくらべ〉 3 はぶりのよいこと。また、...
そうしゅううめざわのひだり【相州梅沢左】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の神奈川県中郡二宮町の梅沢付近から見える風景を描いたもの。左手前に水場に集まる鶴が描かれ、飛び立った2羽の鶴の向かう先に富士山が描...
そうしゅうなかはら【相州仲原】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品。当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。現在の神奈川県平塚市中原付近から見た富士山を描いたもの。富士山の手前には大山があり、...
たいしたち【大使たち】
《原題、(ドイツ)Die Gesandten》ホルバインの絵画。板に油彩。縦207センチ、横209.5センチ。フランスから英国に派遣された大使が描かれる。手前の床に浮かぶ細長い物体はアナモルフォ...
たこやくし‐どおり【蛸薬師通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。六角通りと錦小路通りの間の通り。全長約3.5キロ。堀川通りの手前に空也堂がある。平安京の四条坊門(しじょうぼうもん)小路にあたる。
たな‐もの【棚物】
茶の湯で、茶席の道具畳(手前畳)に据えて、水指(みずさし)・茶入れ・薄茶器・羽箒(はぼうき)・香合・柄杓(ひしゃく)・蓋置(ふたおき)などを飾るのに用いる棚の総称。袋棚・四方(よほう)棚・桑小卓...
ダイアログ‐ボックス【dialog box】
《ダイアログは対話の意》パソコンの操作画面上で、動作確認の要求やエラーメッセージの表示をするウインドーのこと。通常、他のウインドーより手前に表示される。
だいじん‐ばしら【大臣柱】
1 能舞台で、正面の向かって右手前にある柱。ワキ座の側にあるので、脇柱ともいう。 2 歌舞伎舞台で、向かって右側にある柱。のちにはこれに対する左側の柱も併称。
だ・く【抱く】
[動カ五(四)]《「いだく」の音変化》 1 ㋐腕を回して、しっかりとかかえるように持つ。「子供を—・く」「肩を—・く」 ㋑卵をかえすために、鳥が卵の上にしゃがむ。「親鳥が卵を—・く」 2 男性が...