かかっ‐た【掛かった】
[連体](あとに打消しの語を伴って用いる)話になるような。口に出して言えるような。「ほんにほんに—事(こん)ちゃあねえ」〈滑・浮世床・二〉
かかっ‐て【係って/掛(か)って】
[連語](「かかって…にある」の形で用いる)ただもう。ひとえに。もっぱら。「未来は—若い社員の双肩にある」
かかり【係(り)】
《「掛かり」と同語源》 1 (「掛かり」とも書く)組織の中である仕事を専門に担当すること。また、その人。「—の者が応対する」「案内—」 2 文法用語。 ㋐助詞が、それを受けて結ぶ文末に影響を及ぼ...
かかり【掛(か)り/懸(か)り】
1 掛かること。ひっかかること。「エンジンの—が遅い」 2 (掛かり)物事をするのに必要な費用。入費。「—がかさむ」 3 (掛かり)囲碁で、隅に打った相手の石のしまりを妨げること。「—を打つ」→...
かかり‐あい【掛(か)り合い】
1 つながりをもつこと。関係。かかわり。「私には—のないことだ」 2 巻き添えをくうこと。「—になりたくない」
かかり‐あ・う【掛(か)り合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 関係する。かかわる。「この事件は彼と深く—・っている」 2 好ましくないことに関係する。巻き込まれる。「面倒なことに—・う」
かかり‐うど【掛かり人】
⇒かかりゅうど
かかり‐きり【掛(か)り切り】
「かかりっきり」に同じ。「育児に—になる」
かかり‐き・る【掛(か)り切る】
[動ラ五(四)]もっぱら、ある一つの事柄に関係・従事する。あることのために全力を注ぐ。「この仕事にだけ—・る」
かかり‐くち【掛(か)り口】
1 着手する手がかり。端緒。 2 攻めかかろうとする機会。また、その場所。攻め口。