からく‐して【辛くして】
[副]《副詞「からく」+接続助詞「して」から》やっとのことで。「—明けぬれば、暁に家に帰りぬ」〈今昔・二九・一二〉 [補説]「かろうじて」の、もとの形。
から‐して
[連語] 1 《格助詞「から」+副助詞「して」》体言、またはそれに準じる語を受ける。 ㋐…から後。「この時—生活が変わった」 ㋑…をはじめとして。「言うこと—なまいきだ」 2 《接続助詞「から」...
から‐と‐いって【からと言って】
[連語]《接続助詞「から」+格助詞「と」+動詞「いう」の連用形+接続助詞「て」》活用語の終止形に付く。 1 ある行動や態度についての、原因・理由を表す。…というので。からとて。後に続く行動・態度...
から‐とて
[連語]《接続助詞「から」+接続助詞「とて」》「からといって」に同じ。「難しい—投げ出すわけにはいかない」 [補説]日常の話し言葉では、多く「からって」となる。
かれ‐な‐で【離れなで】
[連語]《動詞「か(離)る」(下二)の連用形+完了の助動詞「ぬ」の未然形+打消しの接続助詞「で」》離れてしまわないで。とだえてしまわないで。「橘の花の宿とふほととぎす—今も昔恋ふなり」〈新千載・夏〉
かんけい‐だいめいし【関係代名詞】
ヨーロッパ諸語などの文法で、接続詞と代名詞の機能をもつ代名詞。英語のwho, that ドイツ語のder, welcher フランス語のquiなど。
かんし‐て【関して】
[連語]《動詞「かん(関)する」の連用形+接続助詞「て」》…について。…にかかわって。「詳細に—は別紙を参照のこと」→関する
かんじょう‐はちごうせん【環状八号線】
東京都区部の西部を半環状にほぼ縦貫する道路。大田区から北区までを結び、東名高速道路・中央自動車道などと接続している。都道311号線。環八(かんぱち)通り。環八。
かんりょう‐こ【完了呼】
電話網などの通信回線において、相手との接続(呼)が設定され、通信(通話)を開始すること。→不完了呼
かんわ‐きゅうだい【閑話休題】
文章で、余談をやめて、話を本題に戻すときに、接続詞的に用いる語。それはさておき。あだしごとはさておき。