あげ‐まく【揚(げ)幕】
1 能舞台で、鏡の間と橋懸かりとの境に掛ける幕。 2 歌舞伎で、花道、時には上手(かみて)・下手(しもて)の出入り口に掛ける幕。紺地に劇場の紋を白抜きにする。
あげ‐まど【揚(げ)窓】
突き上げ窓。
あげ‐もち【揚(げ)餅】
油で揚げた餅。
あげ‐もの【揚(げ)物】
野菜や魚介などを油で揚げたもの。てんぷら・フライ・から揚げなど。
あげ‐や【揚屋】
江戸時代、客が太夫(たゆう)・天神などの高級な遊女を呼んで遊興した店。
あげや‐いり【揚屋入り】
遊女が客に呼ばれて置屋から揚屋に行くこと。また、その儀式。大夫(たゆう)道中。
あげ‐やき【揚(げ)焼(き)】
フライパンに多めの油を入れ、揚げるように焼くこと。また、その料理。
あげや‐まち【揚屋町】
遊里の中で揚屋が集まっている区域。京都島原、江戸新吉原の町名となった。
あ・げる【上げる/揚げる/挙げる】
[動ガ下一][文]あ・ぐ[ガ下二] 1 そのもの全体または部分の位置を低い所から高い方へ動かす、また、移す。 ㋐物の位置を低い所から高い所に移す。「箱を棚に—・げる」「幕を—・げる」「すだれを—...
よう【揚】
[常用漢字] [音]ヨウ(ヤウ)(呉)(漢) [訓]あげる あがる 1 高く上がる。上げる。「揚水・揚力/鷹揚(おうよう)・掲揚・高揚・止揚・飛揚・浮揚・悠揚・抑揚」 2 声を大にして言う。盛ん...