頭(あたま)と尻尾(しっぽ)は呉(く)れてやれ
相場格言の一。相場では、底値で買って最高値で売り抜けようとねらうが、なかなかうまくいかないので、上がり始めに買って下がる前に売ってしまい、ある程度の利益で満足すべきという教訓のたとえ。→利食い千人力
アルカディアのぼくじん【アルカディアの牧人】
《原題、(フランス)Les Bergers d'Arcadie, dit aussi Et in Arcadia ego》プーサンの絵画。カンバスに油彩。古代ギリシャの楽園アルカディアの羊飼いた...
い‐くん【遺訓】
故人の残した教え。父祖から子孫への教訓。「父の—を守る」
イソップものがたり【イソップ物語】
古代ギリシャの説話集。イソップの作と伝えられる。前3世紀ごろの成立。多く動物を主人公とする寓話(ぐうわ)に託して日常的な道徳教訓を説いたもの。→伊曽保(イソホ)物語
いろは‐たんか【伊呂波短歌】
いろは47文字と、「京」の字をそれぞれ語頭に置いた、子供の教訓用のたとえ歌。「犬も歩けば棒にあたる」「論より証拠」など。いろはうた。いろはたとえ。
インドよう‐つなみけいほうシステム【インド洋津波警報システム】
インド洋および東南アジア地域を網羅する津波早期警報体制。2004年12月のスマトラ沖地震によって発生したインド洋大津波を教訓としてユネスコの主導で構築された。2011年10月、本格運用開始。IO...
えいへいしんぎ【永平清規】
鎌倉時代の仏教書。2巻。道元著。禅寺での規則やその意義を教示。典座(てんぞ)教訓・弁道法・赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)(食事作法)など6編からなる。永平道元禅師清規。永平大清規。
えきけんじっくん【益軒十訓】
貝原益軒著の教訓書から主なもの10種を集成したもの。50巻。西田敬止編。明治26年(1893)刊。
おうごん‐りつ【黄金律】
《golden rule》内容が深遠で、人生にとってこの上なく有益な教訓。通例、キリストの山上の垂訓の一節「何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ」〈マタイによる福音書...
おきなもんどう【翁問答】
江戸前期の教訓書。2巻。中江藤樹著。寛永17年(1640)ころ成立。慶安3年(1650)刊。孝行を中心とする道徳哲学を、わかりやすく問答形式で説いたもの。