はつびさんぽう【発微算法】
江戸前期の和算書。数学者、関孝和の著。延宝2年(1674)刊。沢口一之の著作「古今算法記」の中にある、天元術では解けない問題の解答法を明らかにしたもの。
ハノイ‐の‐とう【ハノイの塔】
中央に穴の空いた複数の円盤が、3本の杭に積み重ねられたパズル。円盤は3枚から10枚ほどで、それぞれ直径が異なり、最初は杭のうち1本に大きい円盤を下にして積み重ねられている。これを他の2本に1枚ず...
はん‐しき【範式】
1 手本。規範。 2 数学で、公式。
はん‐てん【反転】
[名](スル) 1 ころぶこと。ひっくり返ること。また、ころがすこと。ひっくり返すこと。「マットの上でからだを—する」「明暗が—する」 2 位置・方向・順序などが反対になること。また、反対にする...
ハーディワインベルク‐の‐ほうそく【ハーディワインベルクの法則】
ある生物集団において、(1)個体群のサイズが十分に大きく、(2)自由に交配を行い、(3)個体の流出・流入がなく、(4)突然変異が生じず、(5)遺伝子型に対する自然選択が働かない場合、対立遺伝子の...
バーニヤ【vernier】
《「バーニア」とも》長さ・角度などの測定器で、主尺の一目盛り以下の端数を読み取るための補助をする尺。主尺の10分の1あるいは20分の1の目盛りを刻んである。フランスの数学者ベルニエ(Pierre...
パーム‐ツー【PaLM2】
《pathways language model 2》米国グーグル社による大規模言語モデル。同社のディープラーニング学習モデル、トランスフォーマーを基礎として構築されている。PaLMの後継として...
ひみつ‐かぎ【秘密鍵】
公開鍵暗号の復号に用いられる、一般に公開されない鍵。広く公開され、誰でも暗号化に使うことができる公開鍵と対になっているが、公開鍵から秘密鍵を導出することが数学的に極めて困難なものが用いられる。暗...
ヒルベルト‐くうかん【ヒルベルト空間】
ユークリッド空間を無限次元に拡張した空間。ヒルベルトが積分方程式を解こうとして着想。量子力学で、物質系の状態を数学的に構成するのに用いる。
びぶん‐がく【微分学】
微分に関連する理論および応用を研究する数学の一分科。