よう‐げき【邀撃】
[名](スル)迎えうつこと。迎撃。「敵機を—する」
ようこ‐の‐うれい【養虎の患い】
《「史記」項羽本紀の「今釈(す)てて撃たずんば、これ所謂(いわゆる)虎を養いて患いを遺すなり」から》トラを飼っていると、いつ自分が危険な目に遭うかわからないということ。転じて、心配の種をあとに残...
よう‐じょう【横笛】
《歴史的仮名遣いは「やうでう」とも。「横笛(おうてき)」が「王敵」に音が通じるとして読み替えたもの》「よこぶえ」に同じ。「腰より—抜き出だし、ちっと鳴らいて」〈平家・六〉
よ‐うち【夜討ち】
1 夜、不意に敵を攻撃すること。夜襲。夜駆け。「—をかける」⇔朝駆け。 2 新聞記者などが、深夜、予告なしに取材先に出向くこと。「—朝駆けで取材する」 3 夜、人家に押し入って財宝を盗むこと。ま...
ようどう‐さくせん【陽動作戦】
味方の作戦を秘匿し、敵の注意をそらすために、ことさら目立つように本来の目的とは違った動きをする作戦。「おとりを使って—に出る」
よう‐やく【要扼】
[名](スル)敵を待ちうけて防ぎ止めること。「且其土必ず—に拠り、攻守の形勢に便なり」〈東海散士・佳人之奇遇〉
よかんべい【与勘平】
1 浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑」に登場する奴(やっこ)の名。 2 文楽人形の首(かしら)の一。1に由来。時代物で、強がりで向こう見ずな三枚目の端敵(はがたき)役に用いる。 3 物売りの一種。安永(1...
よこ‐や【横矢】
1 城の出し塀の側面に設けた矢狭間(やざま)。横矢狭間。 2 敵の側面から矢を射ること。また、その矢。「—に射白まされ」〈太平記・一七〉
よ‐ごみ【夜込み】
1 ⇒暁の茶事 2 夜、忍び入って敵地を攻めること。「今夜四つ過ぎ時分、敵より—をし候とて」〈言継卿記〉
よし‐ごい【葦五位/葭五位】
サギ科の鳥。全長約37センチ。全体に黄褐色。南アジアに分布。日本には夏鳥として渡来し、水辺の葦原で繁殖。敵が近づくと、くちばしを天に向けてじっと立ち、周りのアシと見分けにくくなる。煩悩鷺(ぼんの...