くび‐じっけん【首実検】
[名](スル) 1 昔、討ち取った敵の首を持ち帰り、首の主を大将が検分したこと。また、面識者に首の主を確かめさせたこと。また、その儀式。 2 実際に見せたり会わせたりして、当人であるかどうかを確...
くび‐だい【首台】
1 首実検のために、敵の首をのせる台。 2 江戸時代、獄門の刑に処された罪人の首をのせて、人々の目に晒(さら)した台。獄門台。
首(くび)を掻(か)・く
首をかき切る。「敵の—・く」
くらい‐どり【位取り】
1 算数やそろばんで、数の位を定めること。「—をまちがえる」 2 物事の等級や優劣・品位などを定めること。 3 将棋で、歩(ふ)を五段目まで突き進め、敵陣を圧迫すること。
くり‐よ・せる【繰(り)寄せる】
[動サ下一][文]くりよ・す[サ下二] 1 たぐって手元に引き寄せる。たぐり寄せる。「魚網を—・せる」 2 次々に詰め寄せる。「城壁に—・せる敵軍」
くるま‐がかり【車懸かり】
1 中世末以降の戦法の一。車が回るように、一番手・二番手・三番手と休みなく兵を繰り出して敵に攻めかかる戦法。車返し。 2 相撲や剣道で、新手が勝った者に次々にかかっていくこと。
クロス‐キック【cross kick】
ラグビーで、バックスにボールがあり、敵の防御を抜ききれないと判断したときに、相手側選手の少ない地域にボールをキックすること。
君父(くんぷ)の讐(あだ)は倶(とも)に天(てん)を戴(いただ)かず
《「礼記」曲礼上から》君父(主君と父親)の敵とは、一緒に同じ空の下に生きることはせず、あくまでも報復する。
ぐ‐ふたいてん【倶不戴天】
「不倶戴天(ふぐたいてん)」に同じ。「—の敵を」〈浄・会稽山〉
グリーン‐メーラー
《(和)greenmail+er》狙いをつけた企業の株式を買い占め、高値で買い戻しをさせて利益を上げる買収者をいう。多くは、敵対的買収をしかけて買い占める。→グリーンメール