き‐ざら【木皿】
木製の皿。
き‐ざらし【木晒】
「木醂(きざわし)」に同じ。
き‐ざわし【木醂/木淡】
木になったまま熟して甘くなった柿。きざがき。きざらし。《季 秋》
木(き)静(しず)かならんと欲(ほっ)すれども風(かぜ)止(や)まず
《「韓詩外伝」九の「樹静かならんと欲して風止まず、子養わんと欲して親待たず」から》親の生きている間に孝行せよという戒め。また、物事が思いのままにならないことのたとえ。風樹の嘆(たん)。
き‐しな【木品】
材木の品質。また、樹木・材木の種類。「—の引合い」〈露伴・五重塔〉
き‐じ【木地】
1 年輪や木材繊維の粗密などによる、木材の地質。木理(もくり)。木目(もくめ)。 2 漆などの塗料を塗る前の、白木のままの木材・指物(さしもの)・器物。 3 ろくろ挽(び)き、木彫りなどの細工を...
きじ‐し【木地師】
⇒木地屋(きじや)
きじ‐ぬり【木地塗(り)】
木目(もくめ)を生かして木地に漆を薄く塗ること。また、その漆器。木地。
きじ‐びき【木地挽き】
木地を粗挽きすること。木地のままで盆・椀(わん)・玩具などの細工をすること。また、その職人。木地屋。
きじ‐まきえ【木地蒔絵】
木地の木目(もくめ)を生かして、漆を塗らずに蒔絵を施すこと。また、そのもの。