かくれぎく【隠れ菊】
連城三紀彦の長編小説。「静岡新聞」に連載されたのち、平成8年(1996)に刊行。
かげつしんし【花月新誌】
文芸雑誌。明治10年(1877)1月、朝野(ちょうや)新聞社社長の成島柳北により創刊。成島自身が編集を担当し、朝野新聞社内花月社が発行。漢詩文、和歌を多く掲載。明治17年(1884)、通巻155...
かげむしゃとくがわいえやす【影武者徳川家康】
隆慶一郎の長編の歴史小説。「静岡新聞」に連載されたのち、平成元年(1989)、上下2巻で刊行。関ヶ原で暗殺された徳川家康の影武者世良田二郎三郎が、家康になりすましたまま智将として生き抜いていく姿...
かこみ‐きじ【囲み記事】
新聞や雑誌の紙面で、周囲を枠や罫(けい)で囲んだ欄。また、その記事。囲み物。コラム。
かた‐みだし【肩見出し】
新聞などで、大見出しの肩につける小さな見出し。
かつ‐じ【活字】
1 活版印刷に使う凸型の字型。古くは木製、のちには方形柱状の金属の一端の面に、文字を左右反対に浮き彫りにしたもの。これを組み並べて活版を作る。大きさは、号またはポイントで表し、新聞活字では倍数で...
かつじ‐ちゅうどく【活字中毒】
本・雑誌・新聞などを読むのが好きで、何も読むものがないといらだつような状態になること。また、そのような人をいう。
かてい‐らん【家庭欄】
新聞・雑誌などで、料理・衛生・育児・家計など家庭生活にかかわる記事を載せる欄。
カバレッジ【coverage】
《「カバレージ」とも。適用範囲・保証範囲の意》 1 テレビ・ラジオの受信可能な範囲。 2 新聞・雑誌の購読者数。 3 ソフトウエア開発の最終的な検証段階における、テストが行われる範囲。またはその...
かび【黴】
徳田秋声の長編小説。自身と妻をモデルとした私小説風の作品で、明治44年(1911)「東京朝日新聞」に連載。単行本は明治45年(1912)刊。著者の自然主義作家としての地位を確立した作品のひとつ。