ご‐ご‐さん【五五三】
日本料理の膳立ての法式の一。七五三(しちごさん)のうち、七の膳を略して五の膳としたもの。本膳に飯を入れて5種、二の膳に5種、三の膳に3種の料理を出すもの。
さん‐の‐ぜん【三の膳】
正式の日本料理で、本膳・二の膳の次に、汁・刺身・茶碗をのせて出す膳。
しじょう‐りゅう【四条流】
日本料理の流派の一。日本料理・包丁の祖といわれる四条藤原政朝の創始。宮中慶賀の日の鯉(こい)の調理を職掌とした。
しっぽく‐りょうり【卓袱料理】
中国料理に日本料理の手法を加えた長崎特有の料理。大きな器に料理を盛って食卓の中央に置く。
じか‐ばし【直箸】
盛り合わせにした料理などを、取り箸を使わずに、自分の箸で直接皿から取ること。 [補説]格式の高い日本料理の席ではマナー違反とされる。中国・韓国では取り箸の習慣がないため、正式な席でも直箸で取り分ける。
すい‐もの【吸(い)物】
日本料理で、汁を主体にした汁物の一種。一般にはすまし汁をいう。
せい‐すい【精粋】
まじりけのないこと。また、選び抜かれたすぐれたもの。「日本料理の—を賞玩する」
ぜん‐ぐみ【膳組(み)】
日本料理で、膳に並べる料理の種類・品数を決めること。また、そのようにして整えた一人前の膳。
ぜん‐さい【前菜】
料理で、正式の献立コースの前に出す軽い料理。西洋料理ではオードブル、ロシア料理ではザクースカ、中国料理では前菜(チェンツァイ)という。日本料理では通し・突き出しなどがこれにあたる。
ちゃわん‐むし【茶碗蒸(し)】
茶碗に鶏肉・エビ・かまぼこ・シイタケ・ぎんなんなどを入れて、だしで割った卵汁を注ぎ、蒸しかためた日本料理。