かえす‐がえす【返す返す】
[副] 1 ある動作を繰り返すさま。何度も。重ね重ね。くれぐれも。「—言って聞かせる」 2 過ぎた事を強く悔やむさま。つくづく。「—残念なことだ」 3 念には念を入れて。ねんごろに。「—も、書き...
かえり【返り/反り】
[名] 1 ひっくりかえること。 2 返り点。 3 手紙に対する返事。また、返歌。かえし。「御—も聞こえさせねば」〈和泉式部日記〉
[接尾]助数詞。数や数の不定を表す語に付いて、回数を表す。...
かがやかし・い【輝かしい/耀かしい/赫かしい】
[形][文]かがやか・し[シク]《古くは「かかやかし」》 1 光り輝くようにすばらしい。華々しい。「—・い将来」「—・い業績をあげる」 2 まぶしいほどきらきら光っている。「御前(ごぜん)のたち...
か‐き【家記】
1 その家に伝承される、先人・父祖の日記・記録類。平安時代以後、儀式などの先例を知るために重用された。けき。 2 家に伝えられる、詩歌・文章などの集。
かき‐かわ・す【書き交はす】
[動サ四]手紙などをやりとりする。「人のもとに—・したる文を」〈紫式部日記〉
か・く【書く/描く/画く】
[動カ五(四)]《「掻く」と同語源》 1 (書く)文字や符号をしるす。「持ち物に名前を—・く」 2 (書く)文章を作る。著す。また、著作する。「日記を—・く」「本を—・く」 3 (描く・画く)絵...
かくろ・う【隠ろふ】
《連語「かくらう」の音変化》 [動ハ四]隠れている。「昨日今日雲のたちまひ—・ふは花の林を憂しとなりけり」〈伊勢・六七〉
[動ハ下二] 1
に同じ。「いとどうち忍び—・へ給ひしほど」〈夜の...
かけ‐めぐ・る【駆(け)巡る/駈け回る】
[動ラ五(四)]あちこちをかけまわる。「野原を—・る」「旅に病んで夢は枯野を—・る」〈笈日記〉
かげろうにっき【蜻蛉日記】
右大将藤原道綱の母の日記。3巻。天延2年(974)以後の成立。夫の兼家(かねいえ)との不安定な結婚生活に苦悩しながら、子の道綱への愛や芸術の世界に目覚めていく心の遍歴を描く。かげろうのにき。
かとう‐くにお【加藤久仁生】
[1977〜 ]アニメーション作家・映画監督。鹿児島の生まれ。平成21年(2009)に、監督作品「つみきのいえ」がアカデミー賞の短編アニメーション賞を受賞。他に「The Apple Incide...