あしずり‐みさき【足摺岬】
高知県南西部、四国最南端の岬。突端には四国八十八箇所第38番の金剛福寺がある。蹉跎(さだ)岬。 田宮虎彦の短編小説。昭和24年(1949)「人間」誌に発表。自殺志願の青年が岬を訪れるところか...
アストリア【Astoria】
米国オレゴン州北西端、コロンビア川の河口に面する町。1811年に入植が始まり、現在でも19世紀の街並みが残されている。開拓を記念する塔、アストリアコラムや、同州とワシントン州を結ぶアストリアブ...
アスペクト‐ひ【アスペクト比】
《aspect ratio》矩形(くけい)のものの長辺と短辺の比。テレビ、コンピューターのディスプレー、映画のスクリーンなどの場合は画面アスペクト比ともいう。紙の寸法、カメラの撮影画像についても...
あっぱれクライトン
《原題The Admirable Crichton》バリーの戯曲。1902年、ロンドンのヨーク公劇場にて初演。英国の階級社会を風刺した4幕の喜劇。ルイス=ギルバート監督による映画化作品は1957...
アップル‐ティーブイプラス【Apple TV+】
米国アップル社が運営する定額制動画配信サービス。2019年より配信開始。既存の映画やドラマなどのコンテンツではなく、自社で制作したオリジナル作品やスポーツ中継を配信。
あて‐がき【当て書(き)】
[名](スル)演劇や映画などで、その役を演じる俳優をあらかじめ決めておいてから脚本を書くこと。
アナグリフ【anaglyph】
1 立体感のある浅い浮き彫りを施したもの。カメオなどの装飾品に用いられる。 2 立体的な映像を得るための方式の一。両眼による視差の原理を応用し、左右で異なる角度から撮影された映像を赤と青のフィル...
アナモルフィック‐レンズ【anamorphic lens】
画像を意図的に歪(ゆが)ませる特殊レンズ。ふつう、画像の横方向を圧縮する半円柱形のレンズをさし、ワイドスクリーン用の映画の撮影時に同レンズを用いて通常のフィルムで撮影し、上映時に横方向を拡大する...
アナライザー【analyzer】
キーまたはボタンを押した反応を記録、分析する装置。映画・テレビなどの視聴者の反応や、授業中の生徒の反応の分析調査に用いられる。
あにいもうと
室生犀星の短編小説。川師の一家の粗野な愛を描く。昭和9年(1934)7月、雑誌「文芸春秋」に発表。成瀬巳喜男、今井正がそれぞれ映画化している。