ふゆ‐さく【冬作】
冬の間に生育し、春から初夏にかけて収穫する作物。麦・アブラナなど。冬作物。
ふゆ‐どり【冬鳥】
秋に来て冬を越し、春に去る渡り鳥。日本ではシベリア方面から渡来するものが多い。ハクチョウ・カモ・ツル・ツグミなど。→夏鳥
ふゆみず‐たんぼ【冬水田圃】
秋の収穫後から春の代掻きまでの間、水を張っておく田。冬期湛水(たんすい)水田。 [補説]菌類やイトミミズなどが増えて土地が肥沃(ひよく)になるほか、昆虫・水鳥の生息地を確保し、生態系を保全するな...
ふゆ‐やさい【冬野菜】
冬に成熟する野菜。タマネギ・ニンジン・ダイコン・キャベツ・ハクサイ・ホウレンソウなど。→春野菜 →夏野菜 →秋野菜 [補説]温室栽培などで季節に関係なく食べられるものも多い。
ふ‐よ【不予】
《「予」はよろこぶ意》 1 心中おもしろくなく思うこと。不快。「子の顔色頗る悪し。或は恐る、—あるに非ずや」〈織田訳・花柳春話〉 2 天子、また貴人・長上の病気。不例。「主上御—の御事と聞こえさ...
ふらここ【鞦韆】
《「ぶらここ」とも》「ぶらんこ」に同じ。《季 春》
ふりさけ・みる【振り放け見る】
[動マ上一]振り仰いで遠方を見る。「天の原—・みれば春日なる三笠の山に出でし月かも」〈古今・羇旅〉
ふり‐し・く【降り頻く】
[動カ四]「ふりしきる」に同じ。「山のまにうぐひす鳴きてうちなびく春と思へど雪—・きぬ」〈万・一八三七〉
ふりそで‐やなぎ【振袖柳】
ヤナギ科の落葉低木。枝は赤みがかり、葉は長楕円形。雌雄異株。冬芽は赤く、早春、葉より先に、白毛に覆われる雄花の穂をつける。切り花用に栽培。
ふり‐つ・む【降り積む】
[動マ四]「降り積もる」に同じ。「—・みし高嶺のみ雪とけにけり清滝川の水の白波」〈新古今・春上〉